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■ ブルーベリーの酸化防止効果に関する調査報告
News! ブルーベリーが紙上に登場!
オレゴン州セイレム市のキャピタルプレス紙にて発表された以下の記事は、オレゴン州ポートランド市にて、北米ブルーベリー委員会年次会の総合会議に出席した社内記者により書かれたものである。記者は、タフツ大学米国農務省人類栄養研究所のロナルド・プライアー博士の発表について述べている。プライアー博士は、ブルーベリーの酸化防止の特徴について画期的な研究をまとめたところであり、潅木ブルーベリー(もしくは栽培ブルーベリーとも呼ばれる)が、酸化防止という健康上の利点をもたらすことについて群を抜いていると考えている。
  • 発表日: 1998年2月6日
  • 題名: 健康を正常に保つべく小さな軌道の役目を果たすブルーベリー
  • 文: キャピタル プレス紙記者   スザンヌ・ジョンソン

ポートランド -
タフツ大学で実施された研究において、ブルーベリーは、酸化防止の活躍に関しては、一貫して、いかなる果物や野菜より、はるかに優れた結果を示した。
ロン・プライアー氏は、タフツ大学人類栄養研究所にて、酸化防止剤の研究を行ってきたが、ブルーベリーを"群を抜く存在"と呼んでいる。
プライアー氏は、北米ブルーベリー協会年次会で、ブルーベリーの強力な功績を明らかにした。
ブルーベリーを深い青色にしている成分そのもの - アントシアニンと呼ばれる色素 - がブルーベリーを老化と闘うのに、最も健康的な食物の一つにしているようである。
アントシアニンは、フラボノイド、すなわち植物性酸化防止剤である。酸化防止剤は、人体細胞を襲い、そのDNAを傷つけ得る自由な原子や不安定な化合分子を中和する。
タフツ大学は、フラボノイドを含む4000以上もの一般的な酸化防止剤の活動をはかるべくORAC(酸素原子吸収能力)分析表を発表した。
タフツ大学の科学者らは、果物や野菜を、それぞれの酸化防止能力について本質的にみてみる必要があると決定した。そこで彼らが見いだしたものは、プライアー氏によると、「まさに我々の研究計画の方向性を変えることになったのです。」
プライアー氏は、会合で、こう語っている。「ブルーベリーというのは、平均してグラムあたり20ORAC単位を上回った記録をだし、まさに、トップに位置づけられています。最低の場合でさえ、15あたりの値を記録したことも、わずかながらあったかと思うと、40単位をおす勢いの値を示すこともありました。つまりブルーベリーは、実に際立っているわけなんですよ。」
プライアー氏が栽培者らにも示した一覧表で上位に示されたものは、ブルーベリーに続いて、ブラックベリー、にんにく、ケール、いちご、ほうれんそう、芽キャベツ、プラム、ムラサキウマゴヤシ、ブロッコリーの茎を除いた部分、ビート等である。
低い値 - 5ORAC単位以下 - を記録したものには、グリーンピース、じゃがいも、りんご等が挙げられる。
酸化防止効果は、ブルーベリーと最も効果値の低いもの - トマト、きゅうり、セロリ等 - とでは20倍以上も差が広がる。しかし、それは酸化防止効果の低いものは、摂取しないようにすべきであるという意味ではない。と同氏は語っている。
「このランク付けは、あくまでも酸化防止能力に基づいていることを強調させていただきたい。トマトは、比較的に酸化防止能力は低いが、ベータカロチンのように、かなり重要な栄養素も持っていますからね。」
他に人類栄養研究所で実施されたタフツ大学の研究で、科学者らは、20歳から44歳にわたる2つのグループで、人体の血しょうにおける酸化防止剤の活動と変化に注目した。両グループともに、昨年中、毎日、果物と野菜を5食摂取し、平均1600ORAC単位とっていた。
科学者らは、毎日の食数を9食 - おおまかには、3200から3800ORAC単位ほど - に増やしたところ、ORACの血しょうの活動において目をみはる上昇がみられた。
だが誰もが、毎日5食をもいとわずに食べるわけではないし、それを実行する人でさえ、プライアー氏の研究班が目標としている3000から3500ORAC単位に至らないこともある。例えは、メロン、リンゴ、きゅうり、にんじん、豆等の組み合わせでは、それだけ食べても、1200ORACにしか至らない。
しかし、プライアー氏は、「この顔ぶれを、ちょっと変えてブルーベリーを半カップ - これだけで既に1600ORAC - いちごを1カップ、ほうれんそう、ケール、ビートを半カップずつとったら、どうなるだろう。何と、合計のORAC単位は、6876にも上るんですよ。」と言う。

また、氏は、こう語る。
「これは、著しい上昇ぶりであり、私たちの多くに、努力する価値があるといえます。ブルーベリーによくみられるアントシアニンのようなフラボノイドは、ビタミンCのような他によくある酸化防止剤と比べ、異なった化学構成をもち、その能力自体が3倍も4倍も強力です。
これまでのフラボノイドについての研究の多くは、ヨーロッパでなされたものであり、ヨーロッパでは、科学者らは、野性のブルーベリー、すなわち、コケモモについての研究を発表しています。これらの研究は、強力な酸化防止効果を発揮するコケモモにあるフラボノイドと心臓病の減少や視力の上昇とを関連づけています。」プライアー氏は、ブルーベリーも、同様の利点を持ちうることを、ほのめかしている。
科学者達は、この研究を微調整しており、コケモモとともに、ノース・サウス ハイブッシュ、ラビット アイ、ローブッシュを含む様々なブルーベリー種の酸化防止の性質を評価している。
ベリーの種類、成育する土地、収穫時期の全てが、酸化防止効果を高めるのに影響しうるようであり、次から次へと、いろいろと明らかになっているが、プライアー氏が、確信しているのはブルーベリーは、酸化ストレスと、老化の影響に対し、保護する役目を果たしうるということである。
「私は、誰もが、積極的にブルーベリーを果物・野菜の一つとして、毎日とり入れることをおすすめします。」と彼は言う。またブルーベリー業界がブルーベリーの酸化防止能力に優れた面を宣伝してゆくと良い、と主張している。
「誰もが、酸素を取り込んでいるからには、日常的に、酸化防止剤を取り入れる必要がありますよね。」とも、プライアー氏の言葉である。


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