ブルーベリー・ガーデニング
誰もが大好きなブルーベリーですが、私どもはこれまで何度となく、夏の間中この甘いごちそうを楽しめるように、皆様ご自身でのブルーベリーの栽培方法を尋ねられてまいりました。以下にUSHBCの会員による記事をご紹介致します。この会員は自ら苗床を育てており、皆さんが自分の菜園でブルーベリーを育てる際に何が必要とされるかをご紹介しております。お住まいの地域での園芸に関する最も良い情報収集は(アメリカの場合)生活協同組合の拡張サービス係か各州の出先機関です。また各地方のイエローページをご覧頂き、ブルーベリーの知識を豊富に持つお近くの種苗場をお尋ね頂くことも可能です。皆様のブルーベリー栽培が成功し、皆様の食欲を刺激しつつ、夏以外のシーズン3、4ヶ月の間の冷凍食品という分野や、ブルーベリー生産そのものが発展していきますことを更に願っております。
果物栽培で不可欠な要素
- 日光−果物は枝が生え始めてからは、常に豊富な日光を必要とします。
- 土壌−ほとんどの果物には、ペーハー5.5から6.5程の軽い酸性の土壌が最も適します。ブルーベリーはさらに酸性度の強い4.09から5.0くらいの土壌でも良いでしょう。
- 排水−水はけが充分になされることも非常に大切です。水がたまってしまうような低地や春に水はけが悪いような場所は避け、適した場所を見つけて下さい。
- 受粉−ブルーベリーを含むほとんどの果物は同じ花におしべとめしべがありますが、全てが自己受粉するわけではありません。ブルーベリーに最適な条件はミツバチが飛び交って受粉できるように、100フィート(1フィート=30.48cm)以内に様々の種類が生えている苗床です。ブルーベリーは自らの花粉だけでは受精できないのです。
| 植木のタイプ |
間隔 |
土壌 |
肥料 |
特記 |
鉢植え
ブルーベリー |
鉢植え |
湿っており、水はけが良く酸性であること。入れ物にいれても良いでしょう。春には鉢の植え替えをすること。 |
硫酸アルミニウム |
最初の2週間はこまめに水やりをして下さい。また毎年少なくとも6週間は必ず寒さを経験させてください。(華氏36度=摂氏2.5度以下) |
路地栽培
ブルーベリー |
4〜5フィート間隔 |
肥沃であり水はけが良いこと。 |
酸化アルミニウム |
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■ ブルーベリー栽培の正しい始め方
ブルーベリーは美味しいフルーツであると同時に、庭園やその景観に際立つまでの装飾的な美しさをもたらすという稀にみる特徴を持ち合わせています。ブルーベリーは栽培や手入れが簡単であり、ペットに荒らされる事も殆どありません。以下に続く基本的な手順をおさえれば、皆様のブルーベリーも良く育ち、生涯にわたって成長し続けることでしょう。
■ 種類
ブルーベリーの種類はその気候への適応性と完熟シーズンによって区別されています。必ず皆様のお住まいの地域に適した種類を選んで下さい。恐らく皆様は完熟期が異なっていたり、(デザート用に生食するような)大きな粒や(マフィンやパンケーキに最適な)小さな粒など様々な特徴を持つ種類を選びたいと思うかもしれません。美しい紅葉や異なった成長特質が集められた低木の数々は、景観をつくりあげる庭師の皆様にも多くの選択肢を与えることでしょう。ブルーベリー愛好者の皆様、皆様の庭園に少なくとも一群に二株はブルーベリーを仲間にいれてあげて下さい。
■ 栽培地の選定と準備
良く手入れされ、雑草がなく水はけが良い、日の当たる場所を選びましょう。灌漑用水が利用できるような場所は、成長期の根の部分に水分が行き渡り成長も良くなるでしょう。土壌が枯れている、または排水がやっと可能のような場所では、幅3−4フィート、高さ8−12"程の盛り土した苗床をつくれば、ブルーベリーに良いでしょう。
どのような土壌であっても失敗なくブルーベリーを成長させる為には、育成途中にピート・モス(泥炭苔)を土中に加えてください。露地に直接栽培する場合は、栽培する場所の周りを直径約2−1/2フィート、深さ1フット程をよくならしておいてください。1/3から1/2程の土を取り除き、事前に湿らせておいた同量のピート・モスを加えてよく混ぜます。通常四面体に圧縮された包み1つで、4−5株に充分な量です。盛り土用の混合物は、酸性の堆肥や植物用土を混ぜ合わせたピート・モスと同じボリュームがあります。ブルーベリーは酸性の土壌でよく育ちます。園芸センターの方は、必要があれば皆様がブルーベリーを栽培したい場所の土壌を酸化させることをお勧めするでしょう。
■
間隔
ブルーベリーは、一連の低木の列に2−1/2フィートまで近づけて、または6フィートまで間隔を空け、個人的な見本として栽培することもできます。列にして栽培する場合は、刈り取りや収穫の装備にもよりますが、列どうしの間を8−10フィートまで離せます。
■
植樹
コンテナ貯蔵のものは、鉢から外し、かるく球根の表面をけばだたせます。地面よりもおよそ1‐2インチほど高く一列に並んだ株に上から土をかけ、球根の周りをよく固めます。露出している根の部分がしっかり隠れるように周りに土を盛ります。よく水やりをして下さい。根がむき出しの植物の場合は、浅く広く根を張れるように、1/2インチの土で覆ってあげてください。根の周りの土を固め、よく水を与えてください。
■ 根覆い
ブルーベリーは水分保全と、雑草を防ぎ有機物質を加える為に2−4インチの根覆いをするのが最も効果的です。樹皮、酸性の堆肥、おがくず、敷き藁等での根覆いが非常によく効きます。毎年繰り返してください。
■ 刈り込み
ブルーベリーが実をつける前にしっかり安定させることは非常に重要です。そのため、小さく貧弱な実にならないように、毎年しっかりと不要な枝の刈り込みをする必要があります。初めての年に咲いた花は全て取り除いてください。その後何年かは落葉後に下記の手順を踏んでください。
- 樹が低く低成長なものは取り除き、充分成長しなかったら、切り落としてください。
- 枯れた樹、また小枝のように弱々しい樹は取り除き、横にしっかり伸びている(少なくとも3インチ)鮮やかな色をしたものを選んでください。染みのような色をした短いものも取り除いて下さい。
- もし上記の手順で1/3から1/2の樹が取り除けないと、バランスがたもてるようになるまで、実のなる枝が細く小さな枝ばかりになってしまいます。
■ 肥料
ブルーベリーはロウディー(Rhody)やアザレア(Azalea)のような酸性の肥料を好みます。最近植樹された幹には、春の終わりか、きちんと根付いたころに、10‐20‐10(または類似の肥料)を大さじ2杯与えてください。(ご注意下さい!ブルーベリーは肥料撒布に大変敏感です!)その次の年からは、植樹から毎年各株にトータルで8オンスになるまで、1オンスづつ肥料を与えて下さい。春の始めと終わりに与えれば最もよく効くでしょう。肥料を与えたあとは水をたっぷり与えてください。有機肥料では、赤い樹液の粉末か綿の種子の粉末がよく効きます。乾燥していない肥料を使うことは避けてください。
■ その他の関連情報 (リンク先の内容は英語となります。)
英語でのUSHBCブルーベリー・ガーデニングのページ http://www.blueberry.org/gardening.htm
情報資料および参考文献一覧

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